メインストリートの街路樹(横断調査)

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 ここで、宮崎駅東側も調べてみます。

 駅の東口の正面街路は、左右クスノキ、中央分離帯及び両サイド歩道には、サツキツツジが低く仕立てられていました。
 駅東口からすぐに南北に走る保健所前通りもクスノキです(638)。
 なお、この道路も駅から青葉通りまでの間、左右の歩道にはサツキツツジが植えられています。
 宮崎の街路樹はクスノキが多いということを、調査しながら再三感じていましたが、縦断・横断街路以外の調査でもやはりクスノキが目立ちました。

 クスノキは宮崎市の木に指定されていますが、宮崎市以外もクスノキが多いように思いますので、県の木になってもおかしくないような気がします。
 植物図鑑でも、暖地の照葉樹林の代表種とされています。ちなみに、クスノキを県の木に指定している県は、兵庫、佐賀、熊本、鹿児島などです。

 やや脇道にそれますが、ここで宮崎駅近くの日豊本線の高架下の道路の街路樹も調べました。写真1289以下です。 
 この道路は距離が長いだけに、一定区間ごとに樹種を変えるなど街路樹の修景も工夫が見られ、公園風に整備されています。
 公園としての名前が付いているのかも知れません(その後、宮崎市公園緑地課から、「江平・瀬頭自転車歩行車道」と名前がついていると連絡をいただきました。)。

 写真1289は、宮崎駅から北へ江平地区付近を撮映したものです。
 ジョオウヤシ、ソテツ、サツキ、オウゴンイトヒバなどが見えます。
 他の区間では、ビロウ、ブラジルヤシ、クロガネモチ、ツバキ、モクレン(シモクレン)、サルスベリ、ヤマモモなど、また低木もマサキ(オウゴンマサキ)、カナメモチ(レッドロビン)、イワナンテン(イワナンテン アキシラリス)、キンシバイ(ヒペリカムヒデコート)など変化に富んでいます。
 この地区は、造園用の園芸種(括弧書き)が多いことが特徴のようです。 
 

638 クスノキ 保健所前通り 03.1.9

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1289 ジョオウヤシ、ソテツ、オウゴンイトヒバなど 03.3.18

1286 左右クスノキ中央サツキ 宮崎駅東口 03.3.18

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