山崎街道をさらに北に向かうと、猿野交差点があります。
 山崎街道はここから先、山崎町を経て阿波岐原市民の森へ続きますが、道幅が狭くなり、街路樹はありません。

 ここでも、猿野交差点を東西に横断する道路を調べます。
 この道路も北権現通りと同じく新しい広い幹線道路で、街路樹も整備されていますが、街路名が分かりません。
 この道路の東端は、シーガイアのテニスクラブで、そこから西へ、東大宮小学校横を通り、日豊本線、10号線と交差し、矢の先町を経て平和台大橋に結ぶ幹線道路ですが、現在、東大宮小学校から日豊本線、10号線と立体交差する部分が工事中となっています。

 街路名は全線開通してからつけるのでしょう。
 工事現場の事業名表示が下北方通線改良となっていましたので、仮に下北方通りと呼んでおきます。

 すでに完成済みの平和台大橋に至る街路は、先に紹介したとおり、クスノキ並木です。

 写真1031、1032は、下北方通りのテニスクラブ付近ですが、街路樹はビロウです。
 写真1031の正面が、シーガイアのテニスクラブです。
 この仮称下北方通りは、ビロウがメインで、猿野交差点から先も(1006)、左右はビロウとサツキツツジ、中央分離帯はハマヒサカキの組み合わせとなっています。
 このビロウは、工事中の東大宮小学校横まで延々と続きます。

【下北通りの立体交差は、2004年2月19日に完成しました。街路名は下北方通線だそうです(宮崎市公園緑地課に照会)】

東部郊外の街路樹

p34

宮崎市

847 中央ビロウ&左右ソテツ・シャリンバイ 臨海公園前 03.2.7

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 北権現通りは一ツ葉有料道路と立体交差して臨海公園に突き当たりますが、このあたりの中央分離帯は、ビロウに変わります。
 左右はソテツをまじえたシャリンバイ(バラ科シャリンバイ属)の植え込みになっています(847)。
 
 シャリンバイの葉は変異が多く、とくに葉の丸いものはマルバシャリンバイの名で区別されることもあるといいますので(世界大百科事典)、ここのシャリンバイはマルバシャリンバイではないかと思います。

 臨海公園内には、ワシントンヤシ、ジョオウヤシ、ビロウ、アコウ、サルスベリ、ナンキンハゼ、ソテツなど多くの植栽がありますが、今は街路樹調査ですので、その写真は別調査に譲ります。

4708 シャリンバイの果実 
03.12.16

1873 シャリンバイの花
03.4.24

1032 ビロウ 阿波岐原病院前西向き 03.2.17

1031 ビロウ 阿波岐原病院前東向き 03.2.17

1006 ビロウとサツキ 猿野交差点から西 03.2.14

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4709 ソテツとシャリンバイ 03.12.16 同