大塚台団地に戻り、西高前の道路を南東に進むと、やがてこの大きな街路は、花山手団地の中央付近に達し、そのまま花山手団地のメインストリートとして団地内を東西に走ります。
この道路は、先に第一編で紹介した花山手団地を南北に走るメインストリート能登坂通りと十文字に交差する花山手団地内の幹線になっています。
この道路の両サイドはサルスベリが植えられていました。
1201は、大塚台からの入り口付近、1073はその道路の終点、宮崎工業高からの入り口付近です。
サルスベリは、今の時期は全くの裸ですので、普通のサルスベリなのか、白花のシマサルスベリなのか確認はできませんでした。
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小松台団地にも入ってみました。ここも、メインストリートに街路樹が見られますが、やはり、クスノキでした(1165)。
正直なところ、またクスノキかと思いましたが、「宮崎市の木」として統一されているのでしょう。
大塚台、小松台とも、団地内にはほかにも街路樹があるかも知れませんが、ざっと通り抜けた印象では、大塚台西の外周道路を除き、メインストリートだけだったように思います。
小松台団地は、桜ケ丘団地とも隣接しています。
桜ケ丘団地は、市内では最も古い団地で、団地内道路は極端に幅が狭く、とても街路樹を植栽する余裕はないようです。
1165 クスノキ 小松台団地 03.3.7
当時としては、標準的な団地だったと思われますが、例えば、最近のまなび野団地、あるいは希望ケ丘団地の南に現在、造成・販売中の東宮花の森団地(後述)などと比べると、街路樹、修景に対する考え方の変化がよく分かります。
1201 サルスベリ 花山手団地 03.3.10
1073 サルスベリ 花山手団地 03.2.27