これまで何度も散策している都城市万葉植物園のトチュウの木です。
 何気なく、一斉に小さな葉を出した若枝を見上げたところ、若枝の苞のわきに、薄緑色を帯びた花らしきものを見つけました。 花を観察するのは初めてです。

 図鑑を調べてみると、トチュウは雌雄異株で、撮影した花は雄花とわかりました。
 すでに花粉を散らしている雄花も見かけましたので、記録のため、撮影しました(右側下段の写真)

 雌木は、特徴のある翼果をつけるそうですので、、雌花も観察したいと思います。
 

トチュウ:【原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)から】
 中国大陸中部原産で、大正時代に日本に渡来し、植物園などで植栽される落葉高木。
 樹高15m、幹は径約40cmで、樹皮は褐色をおびた灰白色。枝は無毛。
 葉は互生し、有柄で楕円形か長楕円形、長さ8〜15cm。
 花期は4月、雌雄異株。若枝の苞のわきに多数小さな花がつく。

R003333トチュウ雄花 12.04.10都城市万葉植物園

R003331トチュウ雄花 12.04.10都城市万葉植物園

DSCN1302aトチュウ 12.04.10都城市万葉植物園

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R003335トチュウ 12.04.10都城市万葉植物園
花粉を散らしている雄花

R003337トチュウ雄花 12.04.10都城市万葉植物園

DSCN1301aトチュウ 12.04.10都城市万葉植物園

トチュウ  トチュウ科 トチュウ属