早水公園を散策中、枝先に白い散房花序の花を咲かせている小木を見かけました。
バラ科のサンザシと標示してありました。
5弁花で、ノイバラに似た印象の可愛らしい花です。
6月にはまだ青かった果実(5段目左側の写真)ですが、10月後半にもなると、すっかり赤熟し、ほとんどの熟果は落果してしまいました。
写真は、1つだけ枝に残っていた果実です5段目右側の写真)。
なお、2017年、枝に紅色の果実を残しているサンザシの写真を別ページに追加しましたので、あわせてご覧ください。。
【サンザシ(原色牧野植物大図鑑から)】
観賞用として庭に植えられる落葉低木。中国原産で享保19年(1734年)に薬用として朝鮮半島から渡来した。
高さ1~2mになる。よく分枝し,小枝の変化したとげがある。
花は春に咲き,枝先に散房花序につく。
果実は径1.5~2cm,秋に赤色または黄色に熟し、がくを残す。
漢方で、果実は山ざ子といい,和名はその音読み。
消化を助ける効果があるという。中国では砂糖漬けにして食べる。
サンザシ バラ科 サンザシ属
DSCN1383cサンザシ 15.04.15早水公園
DSCN2676c サンザシ熟果 15.10.21 早水公園
0707182081 サンザシ幼果 06.06.23 早水公園
R0017154サンザシ 15.04.15早水公園
DSCN1382cサンザシ 15.04.15早水公園
R0017159サンザシ 15.04.15早水公園
R0017155サンザシ 15.04.15早水公園
DSCN1381cサンザシ 15.04.15早水公園