都城市早水公園にあるハナガカシに花が咲いているのを見かけました。
 常緑高木ですので、下の方の枝から下がる花を撮影しました。
 雌雄同珠といいます。
 
 分布の限られている珍しい樹木といい、宮崎、熊本、鹿児島に分布すると説明してある図鑑もあります。
 サツマガシの別名もあります。



【ハナガカシ(日本の樹木(山と渓谷社)】
 暖地に生えるが、分布の限られている珍しい樹木。
 高さ20mmぐらいになる。
 樹皮は厚く暗灰色。若い枝はなめらかで暗赤褐色。
 葉は互生し、長さ6~14cmの被針形で先は鋭く尖り、上半部の縁にまばらに鋸歯がある。
 5月頃、開花する。
 堅果は長さ2cmの倒卵状楕円形で、翌年の10月頃成熟する。穀斗は浅い椀形で、総苞片が6~7個の環をつくる。
 器具材、薪炭に用い、四国(愛媛、高知)や九州(大分、宮崎)などに分布する。
ハナガカシ  ブナ科 コナラ属 別名 サツマガシ
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DSCN5030c ハナガカシ 18.04.04 早水公園
DSCN5031c ハナガカシ 18.04.04 早水公園
DSCN5027c ハナガカシ 18.04.04 早水公園
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