紅葉の綺麗なトウカエデは、高さ15m以上にもなる落葉高木ですので、なかなか花を観察する機会がありません。

 都城市早水公園を散策中、光沢のある若い葉をたくさんつけたトウカエデの大木が花を一斉に開花させているのに気付きました。

 雄しべは8本で長い花序をなし、両性花はがく片の方が長いといいます。
 強風の中、雄花と両性花の様子を辛うじて撮影しました。



【トウカエデ(原色牧野植物大図鑑から)】
 中国大陸原産で,庭木や街路樹として栽植する高さ15m以上になる落葉高木。
 樹皮は黄褐色。
 葉は3浅裂し,若い葉は白い軟毛があるがのち無毛。表面は光沢があり,裏面は白色を帯びている。
 花は晩春に咲き,雄花は8数性で花弁はがく片よりやや長く,雄しべは8本で長い花序をなす,両性花はがく片の方が長い。
 和名の唐カエデ(とうかえで)は中国をさし,享保9年に渡来したとある。
DSCN5203c トウカエデ 18.04.10 早水公園
トウカエデ  カエデ科 カエデ属
DSCN5197c トウカエデ 18.04.10 早水公園
DSCN5207c トウカエデ 18.04.10 早水公園
DSCN5199c トウカエデ 18.04.10 早水公園
R0019379 トウカエデ 18.04.10 早水公園
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