クロバナロウバイ ロウバイ科 クロバナロウバイ属
別名 ニオイロウバイ、フロリダロウバイ
ソシンロウバイ、シロバナロウバイは、1〜2月の花として掲載していますが、ほぼ3ヶ月遅れてクロバナロウバイが咲きました。
写真に見るように、花はチョコレート色で、ロウバイなどとは全く趣が異なります。
がくも同色で、花弁と区別できません。
北アメリカ東部原産で、明治時代に渡来し、観賞用に栽植される落葉低木です。
幹は束生します。
葉は対生、卵形ないし長だ円形で、葉裏は白色を帯びています。
花は、その後も観察を続けましたが、これ以上平開しないようです(L04622)。
06年6月、クロバナロウバイの果実を観察しましたので、写真を掲載しました(下の3枚の写真)。
【参考:ロウバイ(原色牧野植物大図鑑から)】
中国原産,後水尾天皇(1611〜1629年)の時代に朝鮮半島から渡来し,観賞用に栽植している落葉低木。
幹を束生し,高さ2〜4mになる。
葉は対生,長さ15cm位,やや薄く硬く,表面はざらつく。 花は冬,葉の出る前によい香りの花を開く。
和名は漢名蝋梅の音読み,花色が蜜蝋に似ていることに基づく。古名カラウメは中国から来た梅の意。
根と茎は、咳や喘息の薬にする。
P1100428クロバナロウバイ果実 07.06.19都城市早水公園
L04622クロバナロウバイ 05.04.27都城市早水公園
P1100435クロバナロウバイ花後 07.06.19都城市早水公園
P1100430クロバナロウバイ果実 07.06.19都城市早水公園
L04484クロバナロウバイ 05.04.19都城市早水公園
L04480クロバナロウバイ 05.04.19都城市早水公園
L04479クロバナロウバイ 05.04.19都城市早水公園