黄色い花色が美しいツツジですが、5月の開花時期に観察できず、花は、来春に撮影します。

 
 関東地方以西、四国、九州の山間の崖などに生える常緑小低木で、良く分枝します。
 若枝には腺状鱗片と細長い毛がありますが、古くなると、赤褐色から灰色になります。

 葉は互生し、枝先に輪生状につき、 長さ 4〜8cmで、薄い革質、縁は内側に巻きます。
 裏面の腺鱗片は、成葉にも残ります。

 花は晩春、前年の枝先に1〜4個、横向きに開きます。
 花冠は、径2.5〜3cm、5裂し、外面に腺鱗片があり、雄しべは10本。


 開花時期を待って、ようやく、ヒカゲツツジの花を観察できました。
 前日の強雨で、透明感のある花びらが殊更、透きとおって見えました。
 遠くからみると、株全体が光を放ち、まるで地上に浮き上がっているような感じでした。

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P1010365-1ヒカゲツツジ 08.05.05えびの高原

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P1010370-1ヒカゲツツジ 08.05.05えびの高原

P1010375-1ヒカゲツツジ 08.05.05えびの高原

ヒカゲツツジ  ツツジ科 ツツジ属 別名 サワテラシ

P1010363-1ヒカゲツツジ 08.05.05えびの高原

N105750 ヒカゲツツジ 06.08.24 えびの高原 

N105975 ヒカゲツツジ 06.09.03 えびの高原

P1010352-1ヒカゲツツジ 08.05.05えびの高原