小林からえびの高原への途中(中腹より高所)、アゲハ蝶の群れが木の周りに飛び交っているのを見かけた人は多いと思います。

 その数は優に十数匹を上回り、壮観です。

 アキグミかキリシマグミ別名クマヤマグミかよく分かりませんでしたが、その後7月に入っても果実が一向に熟さないので、アキグミと分かりました。

 グミ科グミ属の落葉小高木です。

 キリシマグミは夏早い時期に熟すそうです。

 飛び回る蝶の姿はなかなか撮影できませんでしたがこの植物だけの、風情ある風景です。

 熟した果実も後で撮りました。


 なお、平地のアキグミは、ほぼ1ヶ月早く、4月中旬に咲きましたので、4月の花として別途、掲載しました。


 05年も、別な場所のアキグミですが、多くのアゲハチョウが集まっていましたので、追加しました。


【アキグミ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北海道西部から琉球列島まで,及び朝鮮半島,中国,ヒマラヤ,カラコルムの暖帯から温帯に分布,山野の水辺などに生える落葉低木。
 高さ3m位。小枝は灰白色の鱗片がある。
 葉は互生し、長さ5cm位,銀白色の星状鱗片を密生。 花は初夏,がく筒の長さ6mm位,白から黄色に変わり,銀白色の鱗片におおわれる。
 果実は秋に熟し、食べられる。

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L05497 アキグミ 05.5.15 県道1号線

L05498 アキグミ 05.5.15 県道1号線

6835 アキグミ 04.5.14 県道1号線

6832 アキグミと蝶 04.5.14 県道1号線

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アキグミ  グミ科 グミ属