遠くから見ると、白い綿をかぶっているような木です。
 白花のブラシノキかと思いましたが、ブラシノキとは全く違います。

 長く名前が分かりませんでしたが、数年後、偶然に何か所かで冬のメラレウカを見る機会があり、メラレウカの仲間であることが分かりました。
 メラレウカ属は、140種からなる大きな属で、ほとんどがオーストラリア産といいます。
 常緑の低木または小高木です。

 短い針状や鱗片状の葉を多数つけ、針葉樹のような雰囲気のある植物です。
 葉は、小さく硬質、全縁で互生または対生し、枝に密につきます。

 花は、ほとんどの種類はブラシ状の花をつけます。
 球形の頭状花序か、卵形あるいは円柱形の穂状花序につきます。

 花弁は5枚ではやく落ちます。
 多数の長い雄しべは、花弁と対生する5束に分かれ、それぞれ花糸の基部が合成します。

 関東以西なら露地で越冬するそうです。

 写真のように、冬は、観葉植物として黄葉が楽しめる植物だと思います(下の4枚の写真)。

メラレウカ  フトモモ科 メラレウカ属(コバノブラシノキ属)  別名 ティーツリー

P523012-3メラレウカ 09.5.23道の駅フェニックス

7026 メラレウカ 04.5.25 阿波岐原森林公園

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N109192 メラレウカ 07.1.31 フローランテ宮崎

N109194 メラレウカ 07.1.31 フローランテ宮崎

N109163 メラレウカ 07.1.30 阿波岐原森林公園

N109162 メラレウカ 07.1.30 阿波岐原森林公園

N108802 メラレウカ 07.1.16 道の駅フェニックス

N108801 メラレウカ 07.1.16 道の駅フェニックス

P523001-3メラレウカ 09.5.23道の駅フェニックス

7027 メラレウカ 04.5.25 阿波岐原森林公園

P5220017-3メラレウカ 09.5.22薬草地域作物センター

7028 メラレウカ 04.5.25 阿波岐原森林公園