1900655 チャンチンモドキの花 07.5.6 県総合文化公園

 県総合文化公園で、小さな茶褐色の花をびっしりつけていましたので、撮影しました。

 見慣れない木でしたので、調べてみると、国内では南九州に希にしか見られないチャンチンモドキという珍しい樹木でした。
 地面には、沢山の小さな花が地面を覆うように落ちていました。

 日本での分布が自然のものかどうかは、明らかではないそうです。
 雌雄異株。 
 葉は、奇数羽状複葉で、互生します。

 5月ごろ、枝先に円錐花序をつけ、小さな赤褐色の花を咲かせます。
 果実は秋に黄白色に熟しますが、甘酸っぱくて食用になるそうです 


【チャンチンモドキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 鹿児島・熊本両県の山中に希に生え、中国の広東・四川・雲南省,タイ,ヒマラヤに分布する落葉高木。
 高さ10〜20m,ヒマラヤでは35mになる。
 若枝は、淡緑色で毛があるが、のち無毛,翌年褐紫色になる。
 花は初夏,花序は直立し、長さ5〜9cm,花柱は5裂する。
 和名は、せんだん科のチャンチンに似た姿だからいう。別名カナメ。 

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チャンチンモドキ  ウルシ科 チャンチンモドキ属 別名 カナメ

1090653チャンチンモドキの花 07.5.6 県総合文化公園

109058チャンチンモドキの落花 07.5.6 県総合文化公園

DSCN5313bチャンチンモドキ 14.04.18県総合文化公園