ニシキギ科クロヅル属のつる性落葉低木です。

 霧島えびの高原では、道路端で普通に見られる植物です。

 枝は赤褐色を帯び、葉は互生、縁に細かな鋸歯があります。

 枝先に円錐花序を出して、細かな花を多数密につけます。
 小さな花ですが、白色で綺麗です。
 がく片、花弁ともに5個、5本の雄しべがあります。

 えびの高原でこの花が咲くと、いよいよ夏の到来です。

 夏のえびの高原の主役のノリウツギも、コバノクロヅルに続いて、やがて花を咲かせます。


 9月も下旬になると、夏に白い花を咲かせていたコバノクロヅルも果実をつけ、霧島えびの高原の秋を彩ります。

 2014年、その果実の様子を撮影しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の4枚の写真)

L07814 コバノクロヅル 05.8.11 県道30号線

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DSCN0335c コバノクロヅル 14.09.26 県道1号線

DSCN0336c コバノクロヅル 14.09.26 県道1号線

DSCN0332c コバノクロヅル 14.09.26 県道1号線

7414 コバノクロヅル 04.6.15 県道1号線

L07815 コバノクロヅル 05.8.11 県道30号線

DSCN0333c コバノクロヅル 14.09.26 県道1号線

7417 コバノクロヅル 04.6.15 県道1号線 

コバノクロヅル  ニシキギ科 クロヅル属  国:絶滅危惧TB類 県:準絶滅危惧