L06925 同花序の基部に雌花 先に雄花 05.6.27 佐土原町
ナンキンハゼ トウダイグサ科 シラキ属
九州の一部に野生化を見るといいますが、宮崎では、街路樹としてよく栽植される落葉高木です。
中国原産で、日本へは江戸時代に渡来したそうです。
秋の紅葉、果実は、別ページに掲載しました。
花は初夏、穂のような長い花序を出して咲き、香気があります。
花序の基部に数個の雌花、上部に多数の雄花がつきます。
この花の付き方は、同科同属のシラキとそっくりです。
さく果は、種子3個を含む面白い形で、蝋質、白っぽく見えます。
果実から、油をとるそうです。
有毒ですが、ろうそくを作るといいます。
葉は染料、材は家具、器具に用いるそうです。
L06926 ナンキンハゼ 雌花と雄花 05.6.27 佐土原町
L06928 ナンキンハゼ 05.6.27 佐土原町