アオギリ アオギリ科 アオギリ属

 琉球列島、台湾、中国、インドシナなど亜熱帯に分布し、街路樹や庭木として栽植される落葉高木です。

 写真は、人家の近くでしたので植栽されたものと思います。
 日本の南部では野生化しているといわれ、現に霧島えびの山中で自生と思われるものも見かけました。

 自生木の写真も撮影するつもりです。

 葉は、大型で不規則に3〜5裂し、枝先に集まって互生します。
 花は初夏、雄花と雌花が混ざった花序で、花弁はありません。

 果実は、未熟のうちに裂けて、舟形に開きます。
 昔は種子を煎って食べたり、第2次大戦中は、コーヒーの代用にしたといいます。

 和名は、葉が桐に似て幹が緑色なのでいうそうです。

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L07060 アオギリの花 05.6.29 305号線高鍋

L07056 アオギリの花 05.6.29 305号線高鍋

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L07057 アオギリの花 05.6.29 305号線高鍋