ガクアジサイ（八重）

　一重のガクアジサイは、普通に見かけますが、伊豆の大島で発見されたガクの八重花の　『三原八重』　ではないかと思われましたので、掲載しました。

　花期を少し過ぎていましたが、白っぽい色の八重のガクヘンが目立つ、大変美しいガクアジサイです。

【ガクアジサイ（原色牧野植物大図鑑から）】
　関東地方南部，伊豆半島，伊豆諸島などの暖地の海岸に生え，また観賞用に広く栽植する落葉低木。
　高さ２～３ｍになり，枝は太い。
　葉は対生し，広卵形で厚く光沢があり，長さ７～20cm。
　花は、夏に咲き，枝先に集まり，がく片４～５枚からなる装飾花を周囲につける。
　両性花はがく片と花弁が５枚，雄しべは10本，宿存性花柱が３～４本ある。
　和名は、装飾花を額にたとえた名。