生駒高原に近い場所で、車を降りて草むらを観察している際、数本のノギランの花穂が目にとまりました。

 平地ではあまり見かけない植物です。
 ちょうど花の時期でしたので、記録のため撮影しました。

 ユリ科ノギラン属の多年草です。

 葉は根生し、ロゼット状になります。

 20〜30pの花茎を1本出して花をつけていました。 
 花は、下から咲き上がります。
 花被片は6枚で、長さ6〜8mm、宿存してさく果を囲みます(3段目の写真)

 和名の芒蘭は、芒をもつラン、別名狐の尾は穂の形によるといいます。


 その後、県道1号線でも数多く見かけましたので、写真を追加しました(4段目の3枚の写真)


 また、花穂が三分岐した珍しいノギランを見かけましたので、写真を追加しました(5段目の2枚の写真)

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L07672 05.7.27 県道1号線

L07676 05.7.27 県道1号線

ノギラン  ユリ科 ノギラン属  別名 キツネノオ

7969 ノギラン 04.7.16 みやまきりしまロード小林市

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N105302 三分岐したノギラン
06.8.10 県道1号線 

N105300 三分岐したノギラン
06.8.10 県道1号線

7943 ノギラン 04.7.16 みやまきりしまロード小林市

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L07673 ノギランの下部 05.7.27 県道1号線

7947 ノギラン 04.7.16 みやまきりしまロード小林市