ハマボウも夏を呼ぶ花として新聞などでよく取りあげられる花です。

 写真は、日南市細田地区のハマボウ公園で撮影したものです。
 220号線木花地区では、街路樹として使われており、また、高鍋町小丸川河口には規模の大きい群生地があるそうです。

 海岸の河口付近の泥地に生える落葉低木で、浜に生えるホオノキという意味でつけられた名前だそうです。

 写真は2003年に撮影したものですが、2004年は、例年より早く6月末頃から咲き始めたそうです。


 2005年7月、220号線木花地区で街路樹として使われているハマボウも撮影しました。
 日南市のハマボウ公園のものより、かなり大きな木でした。


 2014年7月、『河口彩るハマボウ〜高鍋』 の地元紙の記事(2014.07.17付け宮崎日日新聞)を見て、高鍋町小丸川河口のハマボウの群生地に出向きました。

 ハマボウの花は一日花で、7月上旬から、順次咲き始めたようです。
 淡黄色の美しい花をつけた枝々は、蕾に混じり多くの花がらを残したまま、太平洋から吹き付ける海風に揺れ動いていました。

 県内では最大規模の群生地とされる小丸川河口のハマボウは、やはり一見に値します。
 堤防から観察したので確認できませんでしたが、樹齢30〜60年近いハマボウが400本位あるそうです。
 
 強風下で撮影したハマボウの写真を追加しました(5〜8段目の8枚の写真)



ハマボウ(原色牧野植物大図鑑から)
 三浦半島以西から沖縄までの海岸の河口付近の泥地に生える落葉低木。
 高さ1〜2m,多く分枝する。
 小枝,葉裏,托葉,がくなどに灰色の星状毛が密生する。
 葉は、長さ3〜7cm。托葉は脱落する。
 花は夏,枝先に径5cm位のらせん状に巻いた5弁の黄花をつける。がくは5裂,その外に短い小包葉がある。
 和名は、浜に生えるホオノキの意味。 

L07214 ハマボウ 05.7.8 220号線木花

L07213 ハマボウ 05.7.8 220号線木花

3020 ハマボウ 03.7.18 日南市ハマボウ公園

3025 ハマボウ 03.7.18 日南市ハマボウ公園

ハマボウ アオイ科 フヨウ属  県:準絶滅危惧

DSCN6003bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN5978bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN6011bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN5982bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

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DSCN5995bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN5996bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN5974bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口

DSCN5960bハマボウ 14.07.29高鍋町小丸川河口