ウバユリ  ユリ科 ウバユリ属  

 テッポウユリに似ていますが、かなり粗大な感じです。 草丈は、テッポウユリの2倍位あります。

 もっと花の数が多く、草丈が高ければ、オオウバユリかも知れません。

 花茎に、葉はありません。
 根もとにロゼット状の葉が残っていましたが、花時に葉(歯)がないので、姥ゆりという名がついたのだそうです。

 県道28号線北郷入口から分岐して串間に通じる広域農道沿線で観察しましたが、沿線のいたるところで見られます。


 えびの高原へ向かう県道30号線でも多く見かけましたので、写真を追加しました。



【ウバユリ(原色牧野植物大図鑑から)】
 関東地方以西,四国,九州の山野の藪や林の中に生える多年草。
 高さ50〜100cm,鱗茎は根生葉の柄の基部が膨れ重なったもの。
 花時にはなくなり、隣りに新しい鱗茎ができる。
 良質なでん粉がとれる。
 茎は平滑で中空。中ほどに5〜6葉がつく。
 葉は長さ20cm位。
 花は夏,長さ10cm位。側向して開く。
 和名は、花時に葉(歯)がないので姥という。

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8121 ウバユリの下部 04.7.26 黒潮ロード北郷町

8123 ウバユリの下部 04.7.26 黒潮ロード北郷町

N104850 ウバユリ 06.7.17 県道30号線えびの市

N104851 ウバユリ 06.7.17 県道30号線えびの市

8124 ウバユリ 04.7.26 黒潮ロード北郷町

8127 ウバユリの下部 04.7.26 黒潮ロード北郷町

8125 ウバユリ 04.7.26 黒潮ロード北郷町

8118 ウバユリ 04.7.26 黒潮ロード北郷町