滅多に観察する機会のないサギソウが咲いたと聞き、高鍋湿原に観察に出掛けました。
 結局、写真撮影も兼ねて、2日間、サギソウが広く生育している西側の湿原に通いました。

 日当たりのよい湿地に生えるラン科サギソウ属の多年草です。  高さ30〜40cm。
 花は、茎頂に2〜3個、まれに4個つき、径3〜4cm位で、優美でクールな印象の花です。

 細い葉は、湿原の草むらに混じって分かりにくいのですが、花が純白で美しい姿をしていますので、大変目立つ植物です。

 和名の鷺草(さぎそう)は、花の様子がシラサギの美しい姿を思わせることから、ついたといいます。

 絶滅危惧種のため、高鍋湿原で保護されている象徴的な植物です。 
 高鍋湿原では、湿原に降りて観察することは禁じられていて、近寄れないので、花の撮影には大変苦労しました。


 2008年、西側の湿原ですが、別の観察ポイントで、湿原に降りずに花を接写する機会を得ました。
 写真を追加しておきます(3段目の2枚の写真) 

 
 2014年、久方振りに高鍋湿原を散策したところ、係の方から東側の湿原に案内いただき、すぐ間近でサギソウの花を観察する機会を得ました。
 その時、撮影した写真を追加しました
(4〜5段目の4枚の写真)。

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R0016636サギソウ 14.09.18高鍋湿原

R0016632サギソウ 14.09.18高鍋湿原

R0016633サギソウ 14.09.18高鍋湿原

サギソウ ラン科 サギソウ属  国:準絶滅危惧   県:絶滅危惧TB類

8398 サギソウ 04.8.16 高鍋湿原

P8120016-1 サギソウ 08.8.12 高鍋湿原

P8120004-1 サギソウ 08.8.12 高鍋湿原

8396 サギソウ 04.8.16 高鍋湿原

R0016635サギソウ 14.09.18高鍋湿原

P8120002-11 サギソウ 08.8.12 高鍋湿原