今までに撮影した木(2005年7月撮影)は容易には近づけないので、アカシデかイヌシデか分かりませんでしたが、8月に近づくことができる観察木を見つけました。
その木は、無毛で、かつ葉先が尾状に伸びているのが観察できましたので、アカシデと分かりました。
イヌシデの若い枝や葉には、毛が多いとされています。
7月に撮影した木は確認できませんが、一緒に掲げておきます。
暖帯から温帯に分布。山野に生える落葉高木です。
樹皮は、滑らかで暗灰色。
葉は互生、薄く長さ4〜7cm。
花は晩春、新葉より早く開きます。
和名のアカシデは、春の新芽が紅色をし、また秋にも紅葉することによるそうです。
別名シデノキは、垂れ下がった果穂を四手に見立てたものといいます。
イヌシデと似ていますが、アカシデの葉先は尾状に伸びる(3段目左側の写真)、樹皮はイヌシデ同様縦にすじが入るが、イヌシデのように白っぽい縞は入らない、イヌシデが全体に毛深いのに対してアカシデは無毛、アカシデの若葉は紅色を帯びるなどの点で区別できます。
同属のクマシデの写真も別ページに掲載しました。
アカシデ カバノキ科 クマシデ属 別名 シデノキ、ソロノキ、コソネ
N104094 アカシデの葉先 06.6.18 県道1号線
L08258 アカシデ 05.9.1 県道1号線
L703163 アカシデ 05.7.3 県道1号線
L07785 アカシデ 05.8.11 県道1号線
DSCN0292c アカシデ 14.09.26 県道1号線
DSCN0291c アカシデ 14.09.26 県道1号線