山道を歩いていると、普通に見る蔓で、関東地方以西の海岸近くの林内に生える常緑つる植物だそうです。

 コショウと同じく、コショウ科コショウ属です。

 つる生の常緑木本で、道端の崖に這い上がっていましたが、コショウもインド南部の海岸地方に原産するつる性の木本だそうです。

 もっとも、「コショウノキ」は全く別のジンチョウゲ科の植物です。


 香気があるといいますが、近くに寄ることのできない場所で、分かりませんでした。

 茎は、節から根を出し、樹や岩にまつわりつきます。

 葉は長さ5〜12cm、裏面に毛があります。

 花は初夏、穂状花序を頂生し、垂れ下がるとされています。

 の写真は、加江田渓谷で撮りましたので、【加江田渓谷の植物】 のページにも掲載してあります。

 雌雄異株です。

 コショウと同属ですが、特有の辛味はないそうです。

 また、12月には実が赤くなっていましたので写真を追加しました。 

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N108679 フウトウカズラ 06.12.23 道の駅フェニックス

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P5150074 フウトウカズラ花 08.5.16 青島神社

N108765 フウトウカズラ 06.12.25 道の駅フェニックス

L10235 フウトウカズラ 05.12.15 361号線国富町

L10237 フウトウカズラ 05.12.15 361号線国富町

フウトウカズラ  コショウ科 コショウ属