フカノキ  ウコギ科 フカノキ属  別名 カポック、シェフレラ

 フカノキ、カポック、シェフレラ等々、図鑑類の表記が混乱していて、よく分かりません。

 植木屋さんではカポックと呼んでいるようですが、カポックは、パンヤ科ワタノキ属のトックリキワタアケボノキワタ、あるいは、キワタ科インドワタノキを指すのが正しいようです。

 フカノキは学名がSchefflera octophylla、カポックはSchefflera arboricola ですので、シェフレラと呼ぶのが正しいとする説もありますが、ここでは、「日本の樹木(山渓社)」 に準拠し、フカノキとします。


 九州南部、沖縄、アジア東南部に分布する常緑高木。
 花期は11〜1月、枝先の散形花序に淡緑白色の花を多数つけ、花弁は5枚です。
 果実は、5月頃、黒く熟すそうです。


 

 なお、植物園の方のお話では、ここのフカノキは植えたのではなく、自然に生えたもので、近くの里山にも多いそうです。


 フカノキの花ヤドリフカノキの花・果実も、別ページに掲載しています。

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L10264 フカノキ 06.1.24 青島亜熱帯植物園

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L10269 フカノキ 06.1.24 青島亜熱帯植物園