チシャノキ　実、虫えい

　チシャノキの花は、【7月の花】のページに掲載しました。

　最初の花をえびの山麓で撮影したので、【7月の花】としましたが、平地では、6月上旬の開花、果実は7月初めにはもう色づいていました。

　果実は、直径4～5ｍｍ、　橙黄色に熟すといいますので、これで熟しているものと思います。

　ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木で、庭園樹としても使われています。

　葉がカキノキの葉に似ているのでカキノキダマシの別名があるそうです。

　花は枝先に円錐花序をつくり、真っ白な花を咲かせます。
　
　チシャノキは多くの木を観察しましたが、みやまきりしまロード高原町のチシャノキの大木は、7月上旬、果実と一緒にびっくりするような虫えいをたくさんつけていました。

　県総合博物館に照会したところ、虫えい（虫こぶ）だということでした。

　あまりにも見事？な虫えいでしたので撮影し、載せることにしました。