ウマノスズクサ果実 ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 県:絶滅危惧U類
草本ですが、【美しい実をつける木々】のページに番外編として、掲載しましたのでご理解ください。
2008年、10月に入り、高岡町の川北さんから、庭のウマノスズクサに果実が稔った旨、連絡をいただきました。
滅多にない機会でしたので、早速、撮影に出掛けました(上から3枚の写真)。
まだ、青々としていますが、あのウマノスズクサの花の大きさからは想像できないくらい、大きく見事な鈴型の果実です。
約2ヶ月後の11月末に、その後の果実の様子を撮影しました。
4段目以降にその時撮影した写真を追加しました(4〜7段目の8枚)。
青々としてしていた果実は、かなり黄味を帯び、熟してきているようです。
中には褐色に完熟し、裂果し始めているものもありました。
ウマノスズクサという名前は、その果実の様子から名付けられたそうです。
確かに、完熟した褐色の果実は、鈴のような形をしています。
【ウマノスズクサ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州から琉球列島及び中国の温帯から暖帯に分布。
原野,河の堤,茶畑などに生えるつる性の多年草。
茎や葉に臭気がある。
根のところどころから芽が出る。
茎は細いが、強じんで無毛,緑色。上部はつるになり長さ1mに達し,冬は枯れる。
葉は、長さ3〜7cm。
花は、夏に咲き,長さ3cm位。
和名は、果実の様子が馬の首にかける鈴に似ることによる。
漢名馬兜鈴,土青木香。
P1080882-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
PB260003-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
P1080879-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
PB260005-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
P1070188-3ウマノスズクサ果実 08.10.2高岡町
PB260009-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
PA020007-3ウマノスズクサ果実 08.10.2高岡町
P1080888-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
P1080858-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
P1080881-3ウマノスズクサ果実 08.11.26高岡町
P1070199-3ウマノスズクサ果実 08.10.2高岡町