コノテガシワ 果実  ヒノキ科 コノテガシワ属

 ヒノキに似ているが、 ヒノキよりも葉の間隔が密で、 葉がより太いコノテガシワの果実です。

 果実の先端が角状にとがってそり返り、ちょっとユニークな形をしています。

 和名のコノテガシワは、小枝がよく分岐し、 小児の掌(てのひら)を立てたように 並ぶことからだそうです。



【コンテガシワ(原色牧野植物大図鑑から)】
 中国原産で、日本、米国などに植栽されている常緑針葉高木。
 幹は、基部から群生、高さ5〜15m。 
 樹皮は、赤褐色、帯褐灰白。
 枝は、斜上し、狭卵、円錐状。小枝は圧扁し、上下両面とも鮮緑色で、直立して広がる。
 葉は、卵形で鋭頭。雌雄同株。
 雄花は、小枝に頂生、球状、黄褐色。
 雌花は、小枝先に単生、淡紫褐色。
 球果は緑褐色で、光沢がある。黒褐色、扁平で翼がない。

DSCN7853コノテガシワ球果 11.05.02宮崎市祇園

P1130719-3コノテガシワ 09.7.05県薬草・地域作物センター

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DSCN7850コノテガシワ球果 11.05.02宮崎市祇園

P1130717-3コノテガシワ 09.7.05県薬草・地域作物センター

P1130716-3コノテガシワ 09.7.05県薬草・地域作物センター