美しい実をつける木々 目次に戻る

アコウ  クワ科 イチジク属 別名 アコギ

 亜熱帯から熱帯に分布する常緑高木で、宮崎では庭園樹としてよく使われています。
 県庁庭園や県総合運動公園にも、アコウが数本植えられています。 

 写真のアコウは、阿波岐原森林公園内のパークウェイのアコウです。
 果実のようにみえますが、熟した花嚢です。
 
 発芽当初は他の木に着生し,その木を被って殺す絞殺木となるそうです。
 高さ20m位で、四方に枝を広げ,小枝は傷つけると乳汁が出ます。気根を出す特徴があります。

 春、新葉を出す前に落葉し、落ちたあとが輪に残ります。

 雌雄異株。 花は5月頃ですが、花びらはなく イチジクと同様、花嚢(小型の隠頭花序)を、幹や枝から直接出た短い柄に付けます。

 花嚢は、8月頃に熟して淡紅色となり、熟すと食用になります。

4728 アコウの花嚢 03.12.8 パークウェイ

4729 アコウの花嚢 03.12.8 パークウェイ 

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