ハナイカダ ミズキ科 ハナイカダ属 別名 ママッコ
5月初めでしたが ハナイカダの花は、中旬にはもう小さな果実になり(最上段)、6月下旬にはかなり大きな実になっていました(2段目)。
やがて黒褐色に熟すはずです。
花を撮影した同じ林内の木陰の場所です。
ところが同じ頃、同じ標高の地で、ハナイカダが生育しているとは思えないような日当たりのよい道路脇で、実をつけたハナイカダを見つけました(下2段)。
ハナイカダは、林内の緑陰を好むとばかり思っていましたので、いささか驚きました。
このハナイカダは、日当たりがよいせいか、林内で見かけたハナイカダに比べ、葉は短く、厚手で黄ばんでいました。
県薬草・地域作物センターでも、同じようなハナイカダを見ましたが、別の変種なのでしょうか(コバノハナイカダ及びその中間種があるといいます)。
ハナイカダの葉は草質とされていますが、このハナイカダの葉は、とても草質とはいえません。
もう少し、観察を続けたいと思います。
L06773 ハナイカダの実 05.6.20 県道1号線
L05489 ハナイカダの実 05.5.15 県道1号線
L06772 ハナイカダの実 05.6.20 県道1号線
l06832 ハナイカダの実 05.6.24 県道1号線