地味な花ですが、9月の花として、掲載しました。

 草本のようにみえますが、図鑑では、草状の低木あるいは半低木などとされています。

 ヌスビトハギ属の中では特殊な種類だそうで、記載されていない図鑑も多いようでした。

 茎は直立し、高さ30〜90cm、葉は3小葉、葉柄には狭い翼があります。

 花は夏から初秋、花は黄白色または緑白色、がくの直下に小さい披針形の小苞があるそうですが、小さくて確認できませんでした。

 豆果は5〜7cmで、ヌスビトハギ属らしく衣服につきます。

 和名の味噌直し(みそなおし)は、わるくなった味噌に、葉茎を入れると味が回復するという意味だそうです。

 別名ウジクサも、味噌にわいた蛆が死ぬからいうそうです。


 花は夏から初秋といいますが、2018年、タイミングよく花真っ盛りの様子を観察しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の3枚)
 がくの直下にある小さい披針形の小苞も、確認しました。
 

DSCN5301c ミソナオシ 18.08.29 早水公園

ミソナオシ  マメ科 ヌスビトハギ属 別名 ウジクサ

DSCN5316c ミソナオシ 18.08.29 早水公園

R0019441 ミソナオシ 18.08.29 早水公園

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L08450 ミソナオシ 豆果 05.09.14 361号線

L08449 ミソナオシ 葉柄の翼 05.09.14 361号線

L08405 ミソナオシ 05.09.12 361号線

L08411 ミソナオシ 05.09.12 361号線