日南海岸沿いの道の駅で、クサギに似ていますが、クサギよりも大きな葉をつけた植物が丘の斜面に生えているのを見かけました。

 近寄って観察してみると、花も、クサギによく似ていますが、葉の基部が心形で、先が尖っており、クサギと少し違う印象を受けました。
 
 1か月後、青島亜熱帯植物園でも、同じ木を見かけたので、植物園に尋ねたところ、名前は分からないが、近くの県総合運動公園の松林にも生えているとのことでした。

 植物の専門家に照会したところ、葉に毛があることから、アマクサギの変種のショウロウクサギではないかとのことでしたので、ショウロウクサギとしてホームページに掲載することにしました。



【参考:アマクサギ(原色牧野植物大図鑑から)】
 九州南部から琉球列島,及び台湾の暖帯や亜熱帯に分布。
 海岸近くに生える落葉低木。
 全体に、クサギよりずっと毛が少ない。 若枝には、少し細かい毛がある。
 葉は長い柄があり対生,長さ6~15cm,厚く,ほとんど無毛で表面に光沢がある。
 花は夏,枝先に大きい集散花序をつけ,多くの白花を開く。
 葉は食用にすることがある。
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ショウロウクサギ  クマツヅラ科 クサギ属 
R0016600 ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
R0016597 ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
R0016599 ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
R0016605 ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
R0016922 ショウロウクサギ 14.10.21 青島亜熱帯植物園
R0016925 ショウロウクサギ 14.10.21 青島亜熱帯植物園
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R0016924 ショウロウクサギ 14.10.21 青島亜熱帯植物園
DSCN0196c ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
R0016602 ショウロウクサギ 14.09.17 道の駅フェニックス
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