クコは、いろいろと利用される植物です。

 強壮薬として、葉は枸杞茶に、果実は高血圧、めまい、肝臓疾患、貧血、腰ひざの疼痛などの治療に用い、一方、果実は酒につけて枸杞酒として、不老長寿、強精の効があるといいます。

 原野、川縁、道ばたなどに普通に生える落葉小低木です。

 基部から群がって分枝し、枝は縦にすじがあり、長くのびてしだれます。

 しばしば、とげ状の小枝があります。

 和名は、漢名の枸杞に由来するといいます。


 果実の写真も別ページに載せました。

N106383 クコ 06.09.18 薬草・地域作物センター

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クコ  ナス科  クコ属

L01196 クコ 04.10.28 薬草・地域作物センター

L01195 クコ 04.10.28 薬草・地域作物センター 

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