スズタケ  イネ科 スズタケ属 別名 スズ、ミスズ

 えびの高原池めぐりコースの途中で、ミヤコザサと共に多く見かけましたので撮影しました。

 北海道から九州の温帯の山地の林内に群生しますが、本州中北部では太平洋側のみ、湿度が高いところを好んで生えるそうです。

 稈の高さ1〜3m、径7mm。

 節が低く、基から先まで太さが変わらず、弾力性があり、先の方で各節に1本ずつ枝を出し、葉は長さ10〜30cm、無毛、革質で硬いといいます。

 筍の皮は節間より長く、粗毛があり、宿存します。

和名のスズは、篠と同じ。行李の縁巻きや釣竿の穂先によいそうです。



 なお、【宮崎県レッドデータブック2010年度版】 によると米良・椎原のスズタケは、県のその他保護上重要な種に指定されています。

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N107600 スズタケ 06.10.27 えびの高原池めぐり

N107598 スズタケ 06.10.27 えびの高原池めぐり

N107599 スズタケ 06.10.27 えびの高原池めぐり