最初にタイワンレンギョウを見たのは、民家の庭で白い花を綺麗に垂らして咲いていた木です(1段目の写真)。 
 
 この木の樹高は、優に2mを越え、道路から塀越しに眺められるほどでした。
 調べてみると、園芸種のデュランタ (別名タイワンレンギョウ) と分かりましたので、植物名らしいタイワンレンギョウを表記名としました。

 その後、この植物は、極めて多様な使われ方をしており、それに対応して、極めて多様な姿を見せることに気付きました。 
 鉢物、庭木、植え込み、垣根、刈り込み仕立てや吊り鉢仕立てなど、いろいろです。

 熱帯アメリカに分布する低木で、大きくなると、高さが2〜5mにもなるそうです。
 緑葉の美しい観葉植物的な品種と、藤色の花が美しい花木的な品種があり、代表的な品種の 「タカラヅカ」 は、紫色の花の周りに白い縁取りが入る美しい花の品種です。


 2007.11.18、宮崎市の 『こどものくに』 で観察したタイワンレンギョウは、大きな木立の庭園木として、植えられていました(4段目右側の写真)。 

 また、2007.12.08、フローランテ宮崎前の街路のタイワンレンギョウは、高木の街路樹の基部の植込みとして植栽され、美しく黄葉していました。
 花は、写真のように薄紫でしたが、果実は、今まで観察したものとほぼ同じ様子でした。

 なお、県農試亜熱帯作物支場で撮影したタイワンレンギョウは、幅広い生垣として植栽してあり、 花は薄紫でした。
 ちょうど、植物の手入れをしていた人から、「タイワンレンギョウ」 と説明していただき、タイワンレンギョウを知るきっかけになった生垣です。 
 ちなみに、「デュランタ」と、最初に教えていただいたのは、フローランテ宮崎の職員の方でした。

1010898-1タイワンレンギョウ 
07.12.08フローランテ宮崎前

タイワンレンギョウ  クマツヅラ科 ハリマツリ属  別名 デュランタ

1010683タイワンレンギョウの木立 07.11.18こどものくに

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PA130091タイワンレンギョウ 07.10.13県亜熱帯作物支場

PA130088タイワンレンギョウ 07.10.13県亜熱帯作物支場

1010906-1タイワンレンギョウ 
07.12.08フローランテ宮崎前

1010552 タイワンレンギョウ 07.11.06 宮崎市神宮

1010575タイワンレンギョウ07.11.08宮崎市神宮

1010551タイワンレンギョウ:タカラズカ
07.11.06宮崎市神宮

DSCN1042-1タイワンレンギョウ 10.04.04県亜熱帯作物支場

1010592 タイワンレンギョウウ 07.11.12宮崎市祇園

1010593 タイワンレンギョウ 07.11.12宮崎市祇園町