ビロウ ヤシ科 ビロウ属 県:その他保護上重要な種
DSCN1131-1ビロウ果実 10.04.06青島亜熱帯植物園
ビロウも宮崎を代表する植物で、いたるところで庭園樹、街路樹に利用されています。
宮崎市青島に自生するビロウは、国の特別天然記念物になっています。
葉の面積が広く、手のひら状の葉が梢に集まって四方に伸びます。
葉の先の方が緩やかに垂れているのも特徴です。
四国南部、九州、琉球列島、台湾の亜熱帯に分布、海岸付近の林内に生えるほか、庭木や街路樹としても栽植される常緑高木です。
幹は直立し、高さ3〜10m、分枝しません。
和名は、別種の檳榔(びんろう)の発音が転訛したものといいます。
葉は、扇や笠を編むのに使われます。
2010年4月、深緑色のビロウの果実を観察しましたので、写真を追加しました(下の3枚の写真)。
DSCN1134-1ビロウ果実 10.04.06青島亜熱帯植物園
847 中央分離帯のビロウ 宮崎市サンマリーナ 03.02.07
4975 特別天然記念物 宮崎市青島のビロウ 04.01.09
N109024 ビロウ 07.01.25 県総合運動公園
DSCN1130-1ビロウ果実 10.04.06青島亜熱帯植物園
5181 ビロウ 04.01.30県総合運動公園