オオブタクサ  キク科 ブタクサ属  別名 クワモドキ

 ブタクサとともに花粉病の主犯扱いされていますが、いかにも何かありげな粗大な花穂です。

 北アメリカ原産の帰化植物で、河原や造成地など荒地や裸地に大群生し、高さ2m以上になる大型の1年草です。

 葉は対生し、中程まで 3〜5回大きく切れ込みます。
 
 夏の終わりに、雄花だけの頭花を多数、長い穂につけて直立します。
 頭花を包む総苞は黄緑色で、総苞片の片側に黒褐色の3本の線があります。

 別名クワモドキは、葉の形がクワの葉に似ていることによるそうです。


 加江田渓谷の入り口付近にも大発生していました(3段目右側の写真)。


 2010年10月、宮崎市近郊の休耕田脇で、粗大な花穂をびっしりとつけたオオブタクサを見かけました。

 花粉に注意しながら、グロテスクな印象の花の接写も試みました(4〜5段目の3枚の写真)

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DSCN5257-1オオブタクサ 10.10.09宮崎市巨田大池付近

R0011284-1オオブタクサ 10.10.09宮崎市巨田大池付近

L09294  オオブタクサ
05.10.22 高鍋町温泉付近

N105652 オオブタクサの大群落 06.8.23 加江田渓谷入り口付近 

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R0011285-1オオブタクサ 10.10.09宮崎市巨田大池付近

L09292 オオブタクサ 05.10.22 高鍋温泉付近

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L09293 オオブタクサ 05.10.22 高鍋温泉付近