熱帯アジア原産です。
栽培から逸出して野生化し、各地の水辺などに生える多年草だそうです。
茎は分枝し、束生、高さ1〜1.5m。
花は初秋、葉えきから長短不同の柄をもつ花穂をつけ、雌小穂は1花のみで、両側に退化、小穂を伴い、壷形の苞鞘内にあり、雄小穂は2花からなるそうです。
普通、実といわれている硬い殻は苞鞘で、その中に本当の実が入っているのだそうです。
和名は、光沢のある実(苞鞘)で数珠をつくることから、数珠玉と名付けられたといいます。
ジュズダマによく似て、飼料となるハトムギは、ジュズダマの栽培変種といわれます。
ハトムギは、花序全体が垂れ下がる傾向があり、苞鞘がもろくて縦溝があることで区別できるといいます。
その後、加江田渓谷へ行く途中でもジュズダマを見かけました。
県総合博物館によると、自生しているハトムギは非常に少ないので、ほとんどジュズダマと思ってよいのではということでした。
2010年、綾町で見かけたジュズダマの写真を追加しました(4段目から下の5枚)。
N106642 ジュズダマ 06.9.26 加江田渓谷付近
L09311 ジュズダマ 05.10.22 高鍋町
DSCN4765-1ジュズダマ 10.09.18綾町北俣
R0010986-1ジュズダマ 10.08.27綾町北俣
DSCN4764-1ジュズダマ 10.09.18綾町北俣
DSCN4603ジュズダマ 10.08.27綾町北俣
DSCN4602ジュズダマ 10.08.27綾町北俣
N106642 ジュズダマ 06.9.26 加江田渓谷付近
L00581 ジュズダマ 04.10.1 361号線国富町
ジュズダマ イネ科 ジュズダマ属 別名 ズズゴ、トウムギ