P1060878 ナガエコミカンソウ 08.9.14 亜熱帯植物園

ナガエコミカンソウ  トウダイグサ科  コミカンソウ属

 青島の県立亜熱帯植物園で観察しました。
 コミカンソウに似ていますが、県総合博物館に照会したところ、ヒメコミカンソウの仲間ではないかと分かり、インターネットでも調べ、結局、ナガエコミカンソウということで落ち着きました。

 亜熱帯から暖帯に帰化する一年草です。
 別々の場所で、同時期に帰化が確認され,二つの学名と和名が並立して一時混乱したそうですが、現在ではこの和名、学名に整理されたそうです。

 この仲間の別の種(草本に限る)は、すべて花柄がごく短く、葉の下に隠れるようにつくが、本種は花柄が長く,熟した果実が葉の上に乗るような形になるのが大きな特徴だそうです。
 その特徴に興味を持ち、撮影したものです。

 琉球ではかなり普通に見られるが,本州でも関東以西でポツポツ報告され、東京都内で最近増加しているという情報もあるそうです。

 熱帯では低木状にまでなるが,本州では冬を越えることはできず、一年草として生活するようです。 

P1010033 ナガエコミカンソウ 07.10.7 亜熱帯植物園

P1060877 ナガエコミカンソウ 08.9.14 亜熱帯植物園

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P1060879 ナガエコミカンソウ 08.9.14 亜熱帯植物園

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P9140013 ナガエコミカンソウ 08.9.14 宮崎市