葉や茎がツユクサによく似ていますが、茎の随分下の方で枝分かれして広がり、一丁田池の湿地の中に、這うようにして生えていました。
花は、花弁の先の部分がほのかに淡紅紫色をしており、繊細な感じのする美しい花です。
2010年、稲刈りの終わった後の水田に、イボクサが茎を広げて、生えていました。
美しい花の様子も接写しましたので、写真を追加しました(3〜4段目の4枚の写真)。
なお、同科同属のシマイボクサも、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
【イボクサ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州から琉球列島及び朝鮮半島,中国の暖帯から亜熱帯に分布,水田や沼地に生える1年草。
茎は、下部で枝分かれし,各節からひげ根を出す。
葉は、長さ 3〜4.5cm,草質で軟らかい。
花は、夏から秋に咲く。
1日花で、非常にもろく,稔性雄しべ3本,仮雄ずい3本がある。
和名は、この草をいぼにつけると取れるのでついた。
イボクサ ツユクサ科 イボクサ属 別名 イボトリグサ
R0011221 イボクサ 10.10.06 宮崎市高岡町和石
R0011219 イボクサ 10.10.06 宮崎市高岡町和石
R0011218 イボクサ 10.10.06 宮崎市高岡町和石
R0011224 イボクサ 10.10.06 宮崎市高岡町和石
1010245 イボクサ 07.10.16 新富町一丁田池
1010247 イボクサ 07.10.16 新富町一丁田池