P1120846-3シュロガヤツリ 09.5.25宮崎市富吉
P1070274-3シュロガヤツリ 08.10.4日向市権現崎公園
P1070269-3シュロガヤツリ 08.10.4日向市権現崎公園
P1120844-3シュロガヤツリ 09.5.25宮崎市富吉
P1120843-3シュロガヤツリ 09.5.25宮崎市富吉
P1070270-3シュロガヤツリ 08.10.4日向市権現崎公園
P1070268-3シュロガヤツリ 08.10.4日向市権現崎公園
シュロガヤツリ カヤツリグサ科 カヤツリグサ属 別名 カラカサガヤツリ
日向市権現崎公園のアゼトウナの撮影に出掛け、案内板を頼りに海岸端に降りたところで、カヤツリグサに似た大型の植物を見かけました。
草姿は、シュロチクのようにも見えます。
シュロガヤツリと分かり、将にそのとおりの名前と納得したところです。
09年5月、宮崎市高岡町富吉でも、畑脇の用水路の中にドッカリと生えているシュロガヤツリの大きな株を見つけました。
ちょうど、開花期とみえ、淡褐色の小穂をたくさんつけていました(4〜5段目の3枚の写真)。
【シュロガヤツリ(日本の帰化植物(平凡社)から)】
池や湿地に生える大型の多年草。
茎は、三稜があり、叢生し、高さ1m以上になる。
葉は、茎の基部の鞘のみで、葉身はほとんどない。
シュロの葉状で、長さ10〜30p。
散形花序は、複生し、枝は長さ 5〜15pの分花序をつけ、10〜30個の小穂を放射状につける。
小穂は、長楕円形、長さ 5〜8p、幅 1.5〜2mm。白緑色で、淡褐色を帯び、1〜-20個の鱗片が2列につく。鱗片は、長さ1.5〜2.0.m.m。
雄蘂は、3個、柱頭は、3分枝。
原産地のマダカスカルから渡来、古くから温室で栽培され、暖かい地方に逸出していたが、最近では、関東南部でも、越冬し、野生化するようになった。