オオイワヒトデ  ウラボシ科 イワヒトデ属

 四国南部から九州・琉球に分布する常緑のシダ植物で、九州の多雨地帯の常緑広葉樹林下では、比較的よく見られるといいます。
 日南海岸の 「こどものくに」 の樹林下で、大きな群落をつくっていました。

 地下茎があり、所々から葉を出して垂れ下がります。

 葉身は、長さ40〜80cmと、大型です。

 羽状複葉で、下部の側羽片は明瞭に分かれていますが、写真(3段目)に見るように、上部のものでは中軸に流れ、翼を形成しています。

 小型でよく似たイワヒトデは、本州の伊豆半島以西、四国、九州に分布し、山地のやや湿った渓流沿いに生えるといい、加江田渓谷で撮影した写真がホームページに載っていましたので、探したいと思います。

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N108575 オオイワヒトデ 06.12.11 こどものくに

N108574 オオイワヒトデ 06.12.11 こどものくに

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N108573 オオイワヒトデ 06.12.11 こどものくに