コメナモミ  キク科 メナモミ属

 東アジアに広く分布し、日本各地の山野の荒地や道ばたに多く生える1年草です。

 普通見るメナモミは、殆どコメナモミとツクシメナモミで、メナモミ(大型になる)は、ごく希だそうです。

 ツクシメナモミとよく似ていますが、ツクシメナモミはニ叉状に分枝し、コメナモミは十字分岐(対生分枝)するので、区別できるそうです。

 撮影したものは、全て、十字分枝しており、コメナモミでした(最下段の写真)

 高さ50〜100cm。

 葉の上面はざらつきます。

 花は秋、枝の先に集散状に黄色の頭花をまばらにつけます。

 頭花を包む総苞片5個には腺毛が目立ちます。

 そう果は熟すと他物に触れてすぐにはずれ、相手につくので厄介です。

 加江田渓谷で撮ったコメナモミも載せました。

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L09643 コメナモミ 05.11.6 356号線国富

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L09686-123 十字分枝しているコメナモミ 05.11.7 361号線綾

L09642 コメナモミ 05.11.6 356号線国富

L09632 コメナモミ 05.11.6 361号線綾

L09628 コメナモミ 05.11.6 361号線綾