春の七草のトップに詠まれているセリです。
 昔と違って、最近はどこにでも見られる草ではなくなりました。
 春の七草といいますが、セリの花期は夏です。 
 セリの花を探して、あちこちを散策しました。

  7月中旬、ようやく、生駒高原近くの路傍の溝で、白い花を咲かせているセリを見つけました。
 花は、思っていた以上に、華やかな感じです。


 09年2月、都城市万葉植物園で撮影した早春のセリの写真も、参考までに掲載しておきます(4〜5段目の2枚)



【セリ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本各地及び千島南部、サハリン、朝鮮半島、台湾、中国、マレー、インド、オーストラリアの温帯から熱帯に布し、湿地に生える多年草。
 秋に、匍匐枝(ほふくし)の節から新苗を出して、越冬する。
 高さ20〜50cm。
 花は、夏。葉は香りがあり、食用として栽培される。
 和名は、新苗がたくさん出る有様が競(せ)り合っているようだからという説がある。

P7190056-3 セリ 09.7.19 小林市環野

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P7190008-3 セリ 09.7.19 小林市環野

セリ  セリ科 セリ属

P7190020-3 セリ 09.7.19 小林市環野

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P2080004-3 セリ 09.2.08 都城市早水公園

P2080002-3 セリ 09.2.08 都城市早水公園

P7190009-3 セリ 09.7.19 小林市環野

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P7190049-3 セリ 09.7.19 小林市環野