ツチグリ  ツチグリ科 ツチグリ属  別名 ツチガキ   

身近な野の花 総目次に戻る
身近な野の花 1〜2月目次に戻る

1010953-1ツチグリ 08.1.12 県道1号線

トップページに戻る

 実際にツチグリに出会うと、ちょっとびっくりします。
 木の実のように見えますが、実は、腹菌類のキノコだそうです。
 山の中の道端や崖の露出した裸土の上などに生えます。

 同じ和名の多年草がバラ科にあります。

 外皮は、星形に開き、乾湿によって開閉し、林の中の道端や土の崖などに発生するキノコです。

 成熟すると、外皮が 6〜7 片に裂け、外側に反り返り、中にある球形の袋が見えるようになります。
 これがキノコの本体で、つつくと、先端にある孔から胞子を煙のように放出します。

 まるで、、星型の座布団の上に、胞子の入った袋が乗っているような形になります。
 乾燥すると、外皮は丸まり、胞子の袋を包んで、全体が球形になります。

 この場所では、以前にもツチグリを見かけたことがあります。

 一番下の写真のツチグリは、先端が破れており、既に胞子を放出したものと思われます。

1010952-1ツチグリ 08.1.12 県道1号線

1010950-1ツチグリ 08.1.12 県道1号線