スミレ  スミレ科 スミレ属

L10821 スミレ 06.3.14 県総合文化公園

 スミレ属は、日本には54種のほか、多くの亜種、変種、品種があり、また多くの自然雑種も見られるそうですが、写真は、代表格の単にスミレという植物です。

 各地の山野や道端の日当たりのよいところに生える無茎性の多年草です。
 高さ7〜11cm。

 根の色は、茶色。
 葉は、花後生長し、長さ3〜8cm。

 花は春、濃紫色まれに白色。
  花弁5枚のうち,下弁1枚の基部から後方に向かって,袋状の距といわれる膨らみが出ます。
 側弁2枚の内側基部付近に、毛があるのが普通です。
 
 雄しべ5本に囲まれた1本の雌しべの先は、カマキリの頭状に膨らみます。

 和名は、スミイレを略したもので、花の形が大工の使う墨つぼに似るためといわれます。

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L10822 スミレ 06.3.14 県総合文化公園

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