キランソウ  シソ科 キランソウ属  別名 ジゴクノカマノフタ

 ジゴクノカマノフタという面白い名の野草です。

 各地の道端、野原など人里に多い多年草で、茎は地面を這い、四方に広がります。

 全体に縮れた毛があります。

 根生葉は長さ4〜6cm、先端は尖らず、荒い鋸歯があります。茎葉は対生し上部の葉は小型です。

 花は春、葉の腋に濃紫色の花をつけます。  花冠は、長さ約1cm、上部は浅く2裂し、下唇は大きく3裂します。

 民間薬として、干して煎じたものを熱さまし、高血圧の薬にするそうです。

 別名ジゴクノカマノフタは、春の彼岸の頃に花が咲くから名付けられたといいます。

 加江田渓谷の植物のページにもキランソウを載せました。

 09年に、同科同属のツルジュウニヒトエを観察しましたので、別ページに掲載しました。

加江田渓谷の植物目次へ戻る

4月の野の花目次に戻る

トップページに戻る

L04115 キランソウ 05.4.6 市民の森

L04114 キランソウ 05.4.6 市民の森

身近な野の花トップに戻る