早水公園の樹下で、育成中のヨゴレネコノメソウを見かけました。
 都城近郊で採取されたヨゴレネコノメソウとのことです。

 すでに花期は終わっていましたので、【4月の野の花】 のページに掲載し、花は、来季に観察したいと思います。
 
 ミヤマネコノメソウ(別名イワボタン)の変種で、山地の谷沿いの湿地に生える多年草です。

 草丈10~20cmくらい。
 茎葉は対生、卵円形~卵状楕円形、根生葉は広卵形~狭卵形、基部はくさび形、上縁に鋸歯、表面には灰白色の斑紋が入る。
 花弁のように見える萼裂片は、暗紅紫色~緑色で直立。
 雄しべは4~8個、葯は暗紅紫色。
 


【参考:ミヤマネコノメソウ(原色牧野植物大図鑑から)】

 関東地方以西の太平洋側,四国,九州の山の谷川の縁などに生える多年草。
 茎は高さ3~15cm。
 花後に匍匐枝を出し,その先端につく葉は茎のものより大形。
 葉は長い柄で対生し,広卵形,一般に葉面に白い斑がある。
 花は春,淡黄緑色の小花を茎頂に集めてつける。 がく片は4枚ほぼ平開する。和名は深山猫眼草。雄しべは8本でがくより長い。
R0017574 ヨゴレネコノメソウ花後 16.05.02 早水公園
ヨゴレネコノメソウ  ユキノシタ科 ネコノメソウ属
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R0017575 ヨゴレネコノメソウ花後 16.05.02 早水公園
R0017576 ヨゴレネコノメソウ葉 16.05.02 早水公園
R0017577 ヨゴレネコノメソウ花後 16.05.02 早水公園
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