セッコク ラン科 セッコク属
西米良村村所にある菊池記念館の庭園で、『ハビロガシ』 と標示されたカシの幹にセッコクが着生しているのを見つけました。
花期は、春から初夏といいますが、白く美しい花をちょうど咲かせていました。
タイミングよく、セッコクの開花に遭遇したようです。
【セッコク(原色牧野植物大図鑑から)】
岩手県以南,四国,九州,琉球列島及び朝鮮半島,中国の暖帯に分布し,森林内の岩上や樹上に着生する常緑の多年草。
高さ20cm位になる。
葉は、革質で光沢がある。
花は、春から初夏に咲き,淡い芳香を放つ。
古くから薬用にされた。
和名は,漢名の石斛の音読みがつまったものであるが,中国での石斛は別種である。
古名にスクナヒコノクスネ,イワグスリなどがある。
DSCN1641 セッコクが着生していた木 10.04.24 西米良村
DSCN1639 セッコク 10.04.24 西米良村
DSCN1642 セッコクが着生していた木 10.04.24 西米良村