植物散策中、道沿いの菜園の隅で、深紅色の穂状の花を多数つけている見慣れない植物を見かけました。
茎は、高いもので数十cmの高さで、直立し、小葉はシロツメクサの葉に似ています。
図鑑で調べ、マメ科のベニバナツメクサと分かりました。
クリムソンクローバーとか赤クローバーともいいます。
【ベニバナツメクサ(日本の帰化植物・平凡社から)】
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産。明治初年、観賞用あるいは牧草として移入された。北海道~九州に帰化。
平地の草地や空き地に生える直立生の一年草。
茎は、高さ30~60cm、淡黄褐色の軟毛がある。
葉は、羽状3小葉。小葉は倒卵形^倒心形、長さ1~3cm、幅1~2cm、先端は円形~やや凹形、基部は広いくさび形、中部より上に鋸歯があり、両面に軟毛がある。
花期は4~7月。
花序は頂生し、穂状、狭卵形~長楕円形、長さ1.5~6cm、径1~2cm。
花茎は長く、多数花を密につける。花は深紅色、長さ1~1.5cm、殆ど無柄、上向きで後にはほぼ開出する。
頭果は楕円形長さ3~4mm、種子は1個。
ベニバナツメクサ マメ科 シャジクソウ属
DSCN5807c ベニバナツメクサ 19.04.20 都城市
DSCN5806c ベニバナツメクサ 19.04.20 都城市
DSCN5802c ベニバナツメクサ 19.04.20 都城市