アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布する越年草です。
道端や野原などに普通に生えますが、花期は春ですが、冬に咲いていました(2段目の写真)。
越年草(秋に発芽して冬を葉の状態で過ごし、春になって開花結実し枯死する)ですから、冬見かけるのは当然として、冬に満開になっていたのは04年の台風や12月の暖冬異変のせいでしょうか。
草丈は、10〜30pぐらい、葉は円形で、長い柄で対生、茎の上部の葉は、無柄で半円形です。
花は春、よく閉鎖花(つぼみのままで開かずに自家受精して結実する花)をつけるそうです。
和名は、花部の葉を仏の蓮華座(ほとけのれんげざ)に見立てたものです。
なお、春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコを指していうそうです。
年々、温暖化が進んでいるのでしょうか。
2014年、まだ寒い日が続く2月、畑の脇で冬の陽射しの中、花盛りのホトケノザを見かけました。
写真を追加しておきます(3段目の2枚の写真)。
DSCN4387b ホトケノザ 14.02.27 都城市
DSCN4385b ホトケノザ 14.02.27 都城市
l02495 ホトケノザ 04.12.19 尾鈴サンロード
5886 ホトケノザ 04.4.1 垂水公園
ホトケノザ シソ科 オドリコソウ属 別名 サンガイグサ、ホトケノツヅレ、カスミソウ