キノクニスゲ  カヤツリグサ科 スゲ属  別名 キシュウスゲ   国:準絶滅危惧
                                         県:絶滅危惧U類

 県総合運動公園内の日本庭園を散策中、かなり大きな花穂を出している大型のスゲを見かけました。
 初めて見るスゲでしたので、撮影してホームページに載せることにしました。

 はじめは名前が分かりませんでしたが、県総合博物館に問い合わせたところ、キノクニスゲと分かりました。



【キノクニスゲ(原色牧野植物大図鑑から)】
 富山湾,三河湾以西,四国,九州,及び朝鮮半島南部の暖帯に分布。
 海岸の常緑樹林下に生える多年草。
 束生し,大株になる。
 根茎は斜めになり、多数の葉をつけ,冬季花序がのび出す頃に根もとに繊維を伴うが,春には失う。
 葉は、厚みがある革質。
 花は、春。
 直立した3〜4個の雌花穂とやせた頂生の雄花穂を出す。
 和名の紀之国スゲは、産地に基づく。

P100695-3キノクニスゲ 09.4.07県運動公園日向景修園

P100698-3キノクニスゲ 09.4.07県運動公園日向景修園

P100699-3キノクニスゲ 09.4.07県運動公園日向景修園

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P100701-3キノクニスゲ 09.4.07県運動公園日向景修園

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